昨年末あたりから今か今かとその歴史的記念すべき日を待ちわびていましたが、そろそろなのでしょうか。エボラもヤバそうですし、今度こそは本当に来るんじゃないかと予感してます。
今朝のウォールストリートジャーナルになんとも恐ろしい見出しが。「英米金融当局が13日に模擬演習―大手破綻時の対応を確認」
それに続いてこんな聞き捨てならない記事も「日米欧の大手銀、スワップ解約一時凍結で合意―破綻の影響を限定」
上の記事にもでてきたデリバティブなど、90年代以降激化した、いわゆる金融派生商品の大商いで大手投資銀行が大損こいて積み上げた世界規模の天文学的な借金は、いまや人類が返せる金額をとっくに超えてしまいました。今現在総額60兆ドルのようです。日本円にして約6000兆円。スーパーで値上がった2本200円のキュウリに唸っているわれわれ一般庶民の想像力では、まったく追いつきません。
どうせ返せっこない借金の解決策は実に簡単。察するところ「スーパーインフレでデフォルト、そして貨幣の紙くず化で事実上政府の借金帳消し」といったところでしょうね。つけは全部国民が負わされるんでしょうが。
今月10月一杯でリーマンショック以降とにかく金をばらまいてきた米国の量的緩和政策も終わりとなりだそうで、市場のボラティリティも盛り上がっているようです。
日銀とFRBはここ数年紙幣の増刷に躍起で、自国の国債やら株やらを買いまくり。末期癌患者にたいして抗がん剤打ちまくる延命作のような。マズいよなあとハラハラしてましたが。やはり。中央銀行の買いオペによって株と国債は暴騰してますが、逆に実体経済が落ち込んでますもんね。
最近デカプ主演で話題になったマーティンスコセッシ監督の「The Wolf of Wall Street」は、この無節操なマネーマーケットを実にリアルにとらえた映画です。これを期にぜひみておくことをオススメします。ヤバすぎるマネーゲームの狂乱ぶりがしっかりと描かれています。
最近デカプ主演で話題になったマーティンスコセッシ監督の「The Wolf of Wall Street」は、この無節操なマネーマーケットを実にリアルにとらえた映画です。これを期にぜひみておくことをオススメします。ヤバすぎるマネーゲームの狂乱ぶりがしっかりと描かれています。
緩和政策終了ということでドル高になって来てますが、金価格は今年3月あたりから下落の一途を辿りました。ドル高を狙う(ドル崩壊を避けようと)大口インベスターがETFなんかで空売りを仕掛けていたことが濃厚な動きでしたが、そんなドル高維持も切羽詰まったころには、高騰したドルで底値をついた現物の金を買い戻すつもりなんでしょう。
そろそろ紙幣も紙くずになってしまうこと考えると、食料でも備蓄するかサバイバルできるように畑でも耕しておいた方がいいでしょうね。まあそんな時代に突入したら、アーティストなんて職業は成り立たないので、ファーマーでしょうね、やっぱり。
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