Thursday, October 23, 2014

パリ到着

ひさしぶりのパリ シャルルドゴール空港に到着。
朝の5時半というのに美術館ディレクター自ら出迎えに来て頂きました。誠に恐縮です。フランス語で感謝の意を伝えたかった。

時差ボケ+不眠の状態で、即美術館直行。
ボケた頭でスタッフに挨拶。激濃コーヒを頂き、むりやり頭に血が上ったところで今後のスケジュール説明と展示会場見学。さらにこの歴史的建造物についての講義。まるで夢の中。この巨大な石造りの修道院は12世紀当時の王族によって建てられた由緒ある建物です。

一階がかつての修道院で部屋が3つに分かれています。部屋は豪華でとにかく広い。
ある部屋の床下には王族たちのご遺体が約15体ほど埋蔵されていたそうです。今は全て掘り出されてどこかの研究所にあるとのことですが、罰が当たらないといいのですが。なぜか自分たちはこの方々に呼ばれてしまったのではないかと感じてしまいましたが。とにかく我々の作品(塩のインスタレーション)でお清めしたいと思います。

ちなみにここはクイーンが建てた教会で、大きさは今の3倍程度ありました。大聖堂の部分は数百年前に破壊されてしまったそうで、かつての豪華な建築を思わせる崩れかかった巨大な石柱だけが芝生の上に残っていました。



入り口の石壁にはわれわれの紹介が。フランス語でこれからこんな人達が展示会やるのでヨロシクというようなことが書かれてあるそうです。
 部屋には輸送した我々の作品が既に届いてました。
 これから約1ヶ月、この空間をめいっぱい変えます。11月25日オープニング。乞うご期待。

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